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不燃建材は燃えないか?

先日仕事上で非常に義理を欠いた事件が発生し、ほぼ2年ぶりくらいに怒ったわけでありますが、



プライベートでも、

嫁と自分の布団の厚みについて、

こちらはテーブルマークのお好み焼き、

むこうは屋台の広島焼き。


いわゆる

マック布団、モスバーガーデラックス布団事件

について

前回の記事(自転車とホームレス)





緊急日米首脳会談を設けたものの、事態は一向に進展せず、





自らが不燃物となっているまぶちでございます。






さて、不燃というとトマト工業が扱っている不燃建材がありますが、




この不燃物、


中にはしっかりと火がつくものがあるというのをご存知でしょうか?



















 

不燃建材は読んで字のごとく















”燃不”=”もえず”








と書くのでまったく燃えないと思われがちでございます。
















実際のところ本当に燃えないのでしょうか?









これを回答するには、不燃の定義をしることが肝要です。









そもそもどんな板でも


それこそ、紙や木のようなものでも





不燃材の試験を受けることは可能です。









その試験とは、材料をコンロであぶるという非常に単純な試験であります。

この試験をうけるためには、



不燃試験を受けたいボードを約10cm角の正方形にカットし、


試験用ボードを作ります。


この試験用ボードに強力ガスバーナーのようなヒーターを上から照らします。

この専用の機械を

コーンカロリーメーターと呼びます。

konekarri-





その際、試験用ボードの発熱量を測定し、8メガジュールという発熱値になる時間を測定します。








5分以内に8メガジュールを越えなければ(厳密に言うと誤差も考慮し7メガジュール程度になります。)
難燃材料




10分以内に8メガジュールを越えなければ
準不燃材料




20分以内に8メガジュールを越えなければ
不燃材料






というようになります。


つまり何分以内にといったスピードの話になってくるのですね。









たとえば不燃建材である石膏ボードなどは両面に黄色の紙が貼ってあります。


試験では、


この紙がしっかりと燃えて


火が付きます。






ですが、紙が薄いのですぐに消えてしまい、石膏分の発熱量のみとなります。






これがトータル8MJ(メガジュール)以下ですので、不燃認定に通るということですね。
石膏ボードの9.5tは準不燃ですので、10分以上20分以下で8MJ(7MJ)に達するということです。






ケイカル板基材に表面に紙が貼ってある化粧ケイカル板のものについても、
表面の紙と接着剤、シーラーが激しく燃え上がります。





ただ、発熱がすぐに収まるため、




グラフのカロリーが発火によってグッと最初に上がって、

後に少しづつ上昇していく形となります。





これが20分トータルで8mjを越えないため

不燃という認定がとれているのです。





その点ケイカル板の素地は石膏ボードと異なり、紙などの可燃物がないため発熱量が低く抑えられている基材です。



石膏ボードよりもこのケイカル板のほうが発熱量は少ないです。

 




表面に有機物を色々くっつける必要がある化粧板ですが、

化粧板の内部にこのケイカル板が使われているのはそういった意味があります。




さて、化粧板に話題を写すと、ケイカル板を基板として、表面に化粧層という塗装や、

シートが施されているのが化粧ケイカル板という不燃の一般的な素材であります。


さてその化粧ケイカル板は工場でシーラー処理、塗装もしくは接着剤でのシート貼りが行われます。

 




しかしながら、シーラー、塗料、接着剤といった素材は可燃物ですので、よく燃えてしまいます。


発熱量源というわけですね。





そこで不燃認定を取るために、シーラー、接着剤を限界まで削っていく。


通称不燃ダイエットという作業が行われます。



従いまして、現場で施行されるものより、工場で施工される化粧板の方が接着性能が落ちる。というよくわからない現象が置きてしまいます。

 

これはどういったことかと申しますと工場からの出荷物はフネン認定品である必要があります。

しかしこれは不燃ダイエットをした製品であり、接着材、シーラーなどの有機物を抑える必要があります。

そのため極限まで絞った材料で製作された不燃建材が出来上がります。




対して現場では、ケイカル板などの不燃建材で内装を作ります。

一方で現場でシーラーして、接着したものは”不燃である。”という認識をされるため、


現場現場によっては”グレーゾーン”が存在する。


ということが言えると思います。




そもそも不燃材料というのは、燃えづらい素材の最高グレードという認識でよいかと思います。



実際に燃えないわけではなく、燃える素材もあるものの、発熱量が低いもの。

という認識が重要です。



実際に不燃材に囲まれているから大丈夫!

という考えは間違えです。

火事の時は、紙屋、表面材が燃えて、恐ろしい発熱量になり、
火に囲まれてしまいます。




現在の家は石膏ボードやケイカル板など不燃建材に囲まれていますが、

いざ火事となればしっかりと燃えます。







不燃材というだけで、絶対燃えないと言う事はないので、
注意しましょうね!

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