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改善案の出し方。動作経済の原則について

 

各会社とくに製造業では、改善提案を出すということが義務付けられている会社が多いようです。

 

 

しかしながら経営者層の思惑と一致せず、なかなか下からカイゼン案が出てこないというお話もよく聞きます。

 

 

さてトマト工業では動作経済の原則に則り、日々活動をしております。

 

この原則が会社の行動原則です。

 

 

 

 

細かい指導というのはいわば草木に水をやるようなもので、

 

 

この行動原則が草木の下にある土壌を改良するもの。

 

 

だと思っています。

 

 

 

 

ではその行動原則の動作経済というのはどういうものなのでしょうか?

 

 

 

動作を経済的に行うことで、

 

作業スピードがあがります。

 

作業効率があがります。

 

人員の負担が減ります。

 

会社に利益もたらされます。

 

 

 

 

といったことで、

 

会社は

 

行動費用+ムダ

 

にお金を払っていますが、

 

このムダの部分を解消することで社員および会社に利益をもたらします。

 

 

 

 

 

 

改善案を出してほしいという思想は

 

 

経営者層、管理者層からのメッセージです。

 

経営者からムダを排除し、スピードアップしてほしい

 

 

 

 

 

というメッセージであり、ムダにお金を払うよりは、

 

 

社員と会社に利益をださせたい。

 

ということです。

 

 

 

しかし単純に

 

 

”ムダをなくせ”

 

”遅いからスピードアップして”

 

 

などといっても現場が混乱するのみです。

 

 

 

 

現場が混乱しないようにするために、

 

 

分解して教えてあげる必要があるのです。

 

 

 

たとえばチャーハンを作れといわれてもよくわかりませんが、

 

 

ご飯と塩コショウと、具材を教えて上げればスムーズにつくることができます。

 

 

 

トマト工業で定める動作経済の原則にはいくつかパターンがあります。

 

動作をスピードアップしてほしい

 

↓ ※分解すると

 

1.動作を両手でおこなう。

2.動作を同時におこなう。

3.動作距離を短くする。

4.色を使う。

5.道具を使う。

6.重力を使う。

 

といった部分です。

 

 

この内、今回は5の道具を使う。

 

について解説したいと思います。

 

道具を使う。

 

についてはわかりやすくさらに分解しましょう。

 

これを噛み砕いて分解します。

 

1.重いものは道具を使う。

2.硬いものは滑るものを使う。

3.機械化・道具化できないか?

4.まよったら機械化

5.運搬は適正かな?

6.道具を改良しよう。

と分解したことでカイゼン案がだしやすくなります。

 

あとは状況に応じて

 

朝からの作業で

 

 

重いものはなかったか?

 

硬いものはなかったか?

 

迷うものはなかったか?

 

といったケースを上げていけば自然とカイゼン案をだすことができます。

 

 

 

1.重いものは道具を使う。

 

重い物、つまり重量物ですが、運搬を手作業でやっていたら

台車を使う。

 

台車は改善案の最重要項目です。

 

 

 

 

改善界では、以下の格言が有名です。

 

台車があれば何倍でも飯が食える。

 

困ったときの台車だのみ。

 

 

 

2.固いものは道具を使う。

 

力をいれてまわさねばならないもの。については

油を注す。などです。

 

 

力を込めて回しても摩擦熱で

空気中にエネルギーが放出されてしまっています。

 

必死に力をいれて回したりするのは、

地球温暖化のために頑張っているようなものです。

 

ダイエットにはよいでしょうが、基本よいことはありません。

 

 

 

3.機械化、道具化できないか?

 

機械をつかうこと。

 

機械、道具というと工場をイメージしがちですが、

機械、道具はパソコン、電卓なども入ります。

 

手書き→PC入力→エクセル関数→マクロ化

といった段階でレベルアップしていけます。

 

 

 

4.まよったら機械化

 

なにかまようことがあれば機械化する、道具化するということです。

 

間違えやすい計算などはエクセルの数式で間違えなくできたりします。

手作業で確認するムダがなくなりますよね。

 

事務処理でいくと機械化=計算化とも置き換えることができます。

 

日々の集計業務などはすべてエクセルの計算式に落としこむ事ができれば

作業自体を簡素化、正確化でき、かつ検査工程もなくなります。

 

 

 

5.運搬は適正かな?

 

運搬というのはすべての経済活動の基本です。

 

したがってその人がどういう持ち方をしているかで、だいたい要領の良さがわかってしまいます。

 

 

たとえば資材を倉庫から持ち出す場合、

Aさん2-3個バラで手で抱えて持ってくる人

Bさん台車に箱をおいてまとめて持ってくる人

 

ではその行動原則が大きく変わってしまいます。

 

 

Aさんの場合当然何度も往復しないといけないので、

 

はたからみると頑張っているように見えて、また

 

実際大変なのですが、あまり作業効率はよくありません。

 

 

よく

”経験上忙しい、忙しいと口癖の人はこのようなタイプが多いような気がします。”

 

 

 

6.道具を改良しよう。

 

これが今回のホンダイとなります。

道具を改良しよう。

 

 

トマト工業ではシート貼りをする際に、両側から2人でカッターで切っていたことが有りました。

 

しかしながら現在は一人作業になりました。

 

これはカッターホルダーを自作し、角度もラインに最適化させてあります。

 

通常伸縮させるという思考方法はあるかと想いますが、

 

伸ばしただけでは、うまく切ることができません。

 

そこで、さらに改善を加え、カット加工する位置にたいする角度を考慮して

角度を変えてあります。

 

 

カッターの柄が通常10cmくらいに対し、30-40cmくらいあるので、

 

長い方向でも切れるというワケです。

 

 

 

また前回のキーボードの改善でもそうですが、

 

ありのままがベストとは限らないということですよね!

 

※キーボードの不要キーを抜く作業。

 

 

動作経済第5番目の

5.道具を使う。

 

でも分解していけば改善が出しやすくなるのではないでしょうか。

 

 

5.の道具の改善は、労務負担の改善や劇的な生産性アップにつながる可能性があるのでぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 

最期に1点

 

 

いくら良い案を出したところで

 

現場で改善活動を行う際にかならず出てくるのが、

 

”いまの方が使いやすいから”

 

という理由で変えたくない人がいます。

 

 

 

 

会社の都合で

もしくは戦略的都合で導入した道具や機械を使わず

 

 

”今のほうが使いやすいから”

 

”使ってはみたが、結局前の方が速いから”

 

 

 

というもっともらしい意見を上げて改善をしない人がいます。

 

 

 

こうした人は

 

人財とは呼べず、残念ながら、

 

 

今後の改善の障害になることは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

”タッチタイピングでもそうですが、改善のはじめは必ず遅くなります。

 

 

 

 

 

 

しかし正しい運指にしたがって行動すればそのうち、

 

 

 

 

 

 

前の動作を追抜き

 

 

以降、差がひらくばかりとなります

 

 

 

 

 

 

 

こういう変えたくない病の人については改善案をこちらから持ちかけることもなくなってしまうでしょう。

 

 

 

 

水のように柔軟にカタチをかえていける柔軟性こそ肝要です。

上善如水というわけです。

 

 

 

まだまだ全然改善が足りない状態ですが、

 

構想化→思想化→文化

に変えていきたいと思っています。

 

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