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ラミネーターエキスパンダーロールの改善


今住宅というのはほとんど無垢の1マイ板を使うケースは少ないと思います。

合板の他MDFやパーチクルボードといった廃材やチップを上手く利用したボードに
表面に綺麗なシートを貼って仕上げるのが一般的です。
これが化粧板と呼ばれる商品になります。

化粧板をつくるのに必要なのがラミネータという機械です。

ラミネーターは薄紙を貼っていく機械ですが、
貼る紙がミクロン単位で非常に薄いです。
そのためシワとの戦いになります。

シワ対策として
エキスパンダーロールと呼ばれる中央に向かって凸型になっているローラーが付いています。

これはシワを中央から外へ向かって押出し、シワが入りにくくするモノです。

ekisupanda-.gif
大阪染織機械さんのエキスパンダーロールが装備されています。

通常紙のロールからいくつかフラットロールを通って
最終的な貼り口の方に向かいます。

トマト工業のラミネーターはこの



       ◎エキスパンダー

              最終ゴムローラー

という位置関係になっています。

ここでシワが入りやすい原因が(経験則や知見のある方との話でわかるのですが)
エキスパンダー前ロール(以下前ロール)
前ロールから送られてきた紙がエキスパンダーによって拡幅されるものの
最終ゴムロールとの距離が遠いため効果が逃げてしまう。

といった点です。

前ロール500ミリ
エキスパンダー400ミリ
とほとんど距離が変わらないために拡幅機能が働かないというケースです。

そのため機械にアームバーを取付けこのエキスパンダーの位置をゴムローラーの方へ押しだしてやろうというのが今回のテーマになります。



            ◎エキスパンダー

              最終ゴムローラー

エキスパンダーを最終ゴムローラーに近づけるメリットとしては、
拡幅した紙をゴムローラーにすぐに投入できることと、最終ゴムローラーの接地面が増えることでより安定した品質が保たれるのではないかと考えています。


今地元の鉄工所さんにお願いしてアームバーを製作中です。

このアームバーにより搬入角をおおきくとり、径の大きいゴムロールの接地面積をふやすことで貼りの際のずれ防止、シワ防止を防げるのではないかと推測しています。
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