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プールの防水

特殊物件なので、ブログに乗せようと思います。
CIMG1576.jpg
某学校施設のプールです。
今日は現場を見に行きました。

CIMG1585.jpg
プールサイドのコンクリートにかなりヒビが入っています。
これでは子供たちも安心して遊べないので、かなり問題です。

以前見に行った現場では、プールの塗料が厚く塗ってあるのですが、ハガレがひどく、素足ではとても歩けないような状態でした。

こういったひび割れ物件では、単純に塗料を塗るだけの業者がありますが、大変危険です。

厚く塗った塗料が剥がれれば、固い塗料が刃物のようになって足に刺さります。

そこでFRPで層を作ってしまいたい。というご意見でした。



しかしプールの場合、単純に物事が運ばないことが多いです。
なぜならプールでは、塩素系の消毒剤を使います。
コレがやっかいなのです。

プールの塩素がFRPの硬化剤に含まれる、【コバルト】と反応して、黒点を作ってしまうのです。
ブルーのプールサイドに黒点がいくつもあるなんてキモチ悪いですよね。

ウレタンを使おうにも、耐蝕性・耐薬品性がFRPより大幅に劣ることが多いです。

というわけで、簡単そうに見えて非常に難しい物件なのです。
ただし、以前にも幼稚園でプールを施工したことがありますが、クレームがきていないのが救いです。

どうやら施工状況の善し悪しで黒点が発生するようです。気泡や硬化不良など・・・
きっちりと反応できなかったコバルトが塩素【次亜塩素酸ソーダ】と結びついて悪さをします。

以前の施工を見るとそれほど問題はなさそうですが、黒点問題には何とか対処方法を見つける必要があると思います。
耐食性の高いビニルエステルでも同じような問題が発生するということです。

メーカーもプールと浴槽の塗装は逃げてしまうことが圧倒的に多いです。
樹脂メーカーや塗料メーカーのカタログにもプール改修と浴槽改修の仕様は一切書いてないのです。
それぞれの物件では責任施工業者などがありますが、㎡あたり20,000円近くするのが実態のようです。

このくらいですと、100万円を超えてくる可能性が・・・


とても実用的ではないので
そこで、防水材メーカーと協力してなんとかお値打ちにできる方法を探っています。
具体的には申し上げられないのですが、通常の硬化剤を使わない方法を検討しています。
コバルトを使わない防水。
トマト工業だけができる新しい防水にチャレンジして、子供たちがよろこぶ顔を見たいものです。えるも
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