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家事が全くできない父親が仕事とロードバイクオンリーで家族に迷惑をかけ続ける感動のブログ

栂池サイクルクラッシック2018・その後

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つがいけサイクルクラッシック2018ブログ

前回の続き

全力を出せば後悔しないか。

そう言われれば、それはわかりません。


おそらく後悔の度合いで言ったらあと少しだったので

なぜあとたった10m、時間にして数十秒が耐えられなかったのか。


それは自分でもわかりません・・・

どれだけ心拍を叩いても全くパワーが上がらない状況は
自分が成長しているのかどうかすら怪しいです。

チームジャージを背負ってレースにでること。
それは自分を超えるための鍵となるものです。

しかしやりすぎは良くないですよね。大いに反省しました。



○優しさに触れる旅

今回はみんなの優しさに触れたレースでした。


栂池の山頂で左端に倒れて草むらにはいつくばったとき、
右から止まって声を掛けてくれた方がいました。

もし自分がレースで1分1秒を争っていた時、ゴール目の前で同じようなことはできるのでしょうか。
できなかったと思います。

多分ゴールを目指していたと思います。


その後ゴール後見学していた方や、運営の方が駆け寄ってくれ介抱してくださりました。


○回復へ

そこからは温泉ライダーの運営にも関わっているという”イケメンお兄さん”が

ゴンドラにのって終始介抱してださりました。
IMG_20180603_143025.jpg 
運営の方かと思ってたら、なんと参加者でありいろんなイベントの運営をしているので、こうした事態に対処できるよう勉強をされていたということです。

この後ボクサーのように目の動きを見ていただき、
ゴンドラに乗せていただきました。


山頂の雪や濡れタオルで動脈部を冷やしていただき、いくぶんか楽になってきました。

コースを降りていく参加者を見ながらゴンドラで降りていきます。

他の方を待たせてはいないか、と確認するとまだゴールしてない人たくさんいるから心配いらない。と教えてくれました。

腰に力がまったく入らず立ち上がることができなかったので、
家に帰れるんだろうか。と不安におもったのを覚えています。


”家に帰りたい・・・・”

家族の顔を思い浮かべ心の底からそう思いました。

症状は
熱中症、脱水症状といったところではないか。

と言う事でした。

レベルがいくつかあって
1、2、3とあり
おそらく2か3の間くらいじゃないか。と言う事でした。

ジャージは汗でぬれていたものの、皮膚は見たこともないくらい
ヒカヒカになっていました。

左ヒジ、右ヒザ、左ヒザに擦過傷がありました。

けれどこんな痛みはほんの些細なものだったと思います。


ゴンドラにのって下をみると

下では新緑の葉々がキラキラと輝いています。
6月の日差しは大変強く、標高2,000M級の山々が神々しく輝いていました。

そしてコースを列になってかけ降りていく参加者がたくさん見えました。

”自力で降りたかったなぁ・・・・”

そう思いました。


○途中の駅

途中の駅からは天使のような看護師さん、いわゆる”天使さん”に見ていただき、
運営の方に車椅子を押して言ってもらいました。

ベースに戻ると包帯をまいたり傷口を洗ったりしてくれました。

ワセリン塗っておくと良いよ!教えてくれました。

本当にありがとうございます。


思えばタフなだけが取り柄で、
高校時代のサッカーでもどれだけ炎天下で走っても
一度も倒れることはありませんでした。


その時は倒れたり調子が悪くなった子が練習休めるので羨ましくも思ったものです。


今回、自分が初めてこうなったことで、
精神的にこんなに心細いのかと気づきました。


明日仕事なのに家に帰れるんだろうか・・・
歩けるようになるんだろうか・・・
嫁さんになんて言おうか・・・
また自転車乗れるんだろうか・・・

しかし”イケてるお兄さん”が終始横にいて僕を励ましてくれていただき、
そして的確な処置により意識がはっきりしてきました。



相変わらず腰が抜けて動けなかったですが・・・


腰を使うと動けないので、
脚だけで動く形でした。

ソニーのロボットみたいな。



傍からみたら絶対笑いをこらえる自信がない。


終わったあとは、両腰に痛みがでてまともに動けませんでした。

直後は目の動きがやばかったということです。

それでも元気づけたり笑わせてくれたので本当に嬉しかったです。

○ベースへ

ベースに帰るとスタッフルームに入れていただき、擦過傷の治療を施してもらいました。

ベースの水道で、ヒザやヒジ、体中についた砂利を落としてもらいました。

ジャージには全く傷が着いておりませんでした。
おそらく無意識のうちにヒジとヒザでジャージと自転車をまもったのではないかと思います。

○表彰式

裸足でなにも持たずにきたのと、寒さで震えがきていたので
外で日向ぼっこをしてるとチームセキサイの

H岡さんがやってきました。

心強かったですねぇ・・・

お連れのM本さんは、1時間1分で5位表彰台。

聞くと表彰台の常連のようです。


裸足だったので、これ使わないから。といってサンダルを頂きました。
ありがとうございました。


表彰式はとてもアットホームで良い雰囲気でした。

M本さんの表彰式を見送りH岡さんと外でおしゃべり。

外に売店もいくつかあり、地元の商工会議所さんや観光協会さんの協力のもと運営されていると言う事がわかりました。

○回収

そして自分の荷物が来たのがレース終了から3時間以上たった午後
2時ころ

外の売店でチェーンオイルを購入しました。


○リザルト

体育館のリザルトをみるとリタイアの項目になかったので、

探しているとなんとタイムが出ていました。

どうも運営スタッフの方たちの好意で、ここまで来たんだからと

持ち主のいない自転車をゴールに入れてくれたようです。


そして完走証まで用意してありました。

ありがとうございました・・・

○自転車回収

その後、連絡の行き違いで自転車が行方不明になっていたので、運営の方々と山頂のゴンドラハウスまで自転車を見つけにいくことにしました。

”イケメンお兄さん”にお礼をいってお別れ。


回収車にのって運営の方2名と一緒に本日二回目の山頂を車で目指します。

”ここもコースですか?”

聞くと

”えっ覚えてないんですか!?コースですよ。”

とのこと。

全く景色を見てなかったということがわかりました。

去年の乗鞍では山々が綺麗だなぁ・・・

とか王滝では、あの2つの高峰はなんだろなぁ・・・

とか考える余裕はあったのですが、今回なにも覚えていませんでした。

途中で閉店中のバーガーキングのお店があることに気づいたり
絶景が広がっていたり、麓の町がはるか眼下にみえたり木漏れ日の中を走っていたことにきづかされました。

標高2,000メートルでは、なんと雪が残っており残雪からでる雪解け水が激しい水流となって山肌を滑り落ちていました。

IMG_20180603_142900.jpg 
頂上では、ここが絶景だからと教えていただき運営の方々と写真撮影をすることが出来ました。
IMG_20180603_143019.jpg

車内で

”どこから来たんですか。”

聞かれたので

”岐阜県の関市から来ました。”

答えると

”刃物の町やね!”

言われてとても嬉しかったです。

”ジャージにSEKI書いてあるんですが、とんだ恥さらしでしたよ・・・”

いうと、

”こんなとこまで登ってきた。ということを褒めるべきだよ❢❢❢”

と励ましてくれました。

そう言われると

神田うのの財布ばりにゆるくなっているおっさんの涙腺がゆるんだ瞬間です。
(なんだそのたとえバカッ❢)
IMG_20180603_143025.jpg 
運営の方々は、岐阜で行われる
伊吹山ヒルクライムのイベントもやられているようでした。

ゴンドラベースで
自転車を回収してベースまで降りてきました。

下山が多分12時ころ
表彰式が1時だったのですが、荷物回収と自転車回収で
帰ってきて15時になりました。

運営の方にお礼とお別れをいうと

”伊吹山でまってるぞー❢❢❢”
言ってくれました。

最後は笑顔で手をふってお別れ。


○帰り

すっかり元気になってここから車で約4時間かけて帰る事になります。

H岡さんに教えてもらった白馬三山が初夏のつよい太陽光を浴びて輝いていました。

白馬(しろうま)岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、が白馬三山だよ!
と歩く辞書ことH岡さんに教えて頂きました。
siroumasanzan.jpg

中央が白馬岳、中央左側が杓子岳、左側が白馬鑓ヶ岳ということです。 


IMG_20180603_081823.jpg

あまりの神々しさに感動を覚えます。
 

○終わりなき旅

ボーっと運転しながら今日あったことを振り返ります。

朝は意気揚々とペンションをでたこと。

倒れるまで頑張る!と嫁さんにLINEをいれたこと。

そして本当にぶっ倒れたこと。

しかしその後いろんな優しさにふれたこと。

残りたった10メートルで完走できなかったこと・・・


なかなか結果がでなかったり、

自分の思うようにいかなかったりすることがありますが、

まさに今その状況に置かれているような気がしました。



帰りの車内では音楽が流れています。


”息を切らしてさ・・駆け抜けた道を・・・




振り返りはしないのさ・・・”


めっちゃ振り返ってるな・・・(笑)

とか思いながら。




”カンナみたいにね・・・

命をけずってさ・・・

情熱をともしては・・・




また光と影を連れて・・・

進むんだ・・・”



歌はつづいていきます。



”閉ざされたドアの向こうに・・・

新しいなにかが待っていて

きっときっとって僕らを動かしてる・・・”







”いいことばかりではないさ。でも次の扉をノックしたい・・・”





次にすすめ!すすめ!そう言われているような気がしました。




”難しく考え出すと、そっと・・・そっと・・・・

にげだしたくなるけど・・・





高ければ高い壁の方が・・・・

登った時気持ちいいもんな・・・”




心に染みるなぁ・・・


最後まで登れんかったけど・・・・




”まだ限界だなんてみとめちゃいないさ・・・・”


まだ行ける!まだ行ける!

負けたってまだ行けるんだ!

自ら歌いながら奮い立たせるようなそんな気がします。


”もっと素晴らしいはずの自分を探して・・・”


王滝の借りをかえすつもりが

くっそ弱いし、

遅いし、


途中で倒れるし、



草むらで貞子になるしで

良かった点の一つも思い出せませんが・・・・

それでも次にすすめ。あきらめるな。

そんな心が叫びのように聞こえて、

神田うのの財布くらいゆるゆるのおっさんの涙腺から

涙が止まりませんでした。


櫻井さんの歌声は最後のサビでさらに一段魂がこもってきます。


”胸に抱え込んだ迷いが・・・

プラスのちからに変わるように・・・


いつも・・・
どうだ❢❢❢って僕らは動いてる❢❢❢”




”やなことばかりではないさ❢❢❢


さあ次の扉をノックしよう。




もっとおおきなはずの自分を探す




終わりなき・・・・旅・・・・




終わりな・・・き・・・・・・旅・・・・”




zabuza.png 






ひとしきり余韻にひたったあと、






次の曲が流れ出しました・・・・






急に不機嫌になることがアリマス♫

訳を聞いても答えないくせにほっとくと
怒ります♡


だれじゃ!カナやん入れたの❢❢❢
打順おかしいやろ❢❢❢打順❢バカッ❢❢❢
(いや、お前だお前っバカッツ❢❢❢)







つがいけサイクルクラッシック、イベントは本当に良かったです。

いろんな方に迷惑を掛けてしまいましたが、
IMG_20180603_081826.jpg 
栂池の大自然と

大きな大きな優しさに触れることができました。


H岡さんが、一番好きなイベントと言ってたのがすこしわかる気がしました。



たとえ勝てなくてもドロにまみれても頂上で貞子になろうとも

今後もヒルクライムは続けていきたいと思っています・・・




まだやれるはず・・・・



まだ限界だなんてみとめちゃいないさ・・・・













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10 Comments

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flat plat  

忘れない

下で再会した時には顔色も良さそうにみえました。それまでのことは聞いた範囲だけだったですが、いろいろありましたね。
あと少し待ってればと思いましたが、先に下ってしまいました。
私にとっても忘れられない大会。

帰りに聞いたprincesprincesのダイアモンドって曲が、自分がヒルクライムに参加している気持ちを代弁しているようでした。全部宝物なんです。

2018/06/05 (Tue) 12:44 | EDIT | REPLY |   

やましん  

そうやって学ぶものです。

自分なりのスタイルって、あれこれやってみて分かってくるものです。
ちょっと派手でしたけど、やらかせばいいのですよ。
大事なのは次にどう活かすかなのです。

なにはともあれ、食事は大事です。
エネルギーをどう採っていくかは、ここぞという時のパワーに大きく影響します。
僕は普段から大豆食品を多く食べてます。
要はプロテインです。
低カロリーで高タンパクなので、アスリートにはぴったりの食品だと思います。

2018/06/05 (Tue) 21:30 | EDIT | REPLY |   

やましん  

僕からマブさんへ

この曲を贈ります。
https://www.youtube.com/watch?v=c2AcM9iaPEw

2018/06/05 (Tue) 22:01 | EDIT | REPLY |   

Kuro  

感動しました

このマボさんのブログを読んでいると

何故か私の目の前が濡れてきたのは気のせいでしょうか・・・

やはり・・・

雨が降ってただけでした!
てへっペロッ(゜o゜)\(-_-)

マボさん元気出して!

2018/06/05 (Tue) 22:30 | EDIT | REPLY |   
トマト工業マボ

マボ  

flatplatさん

みんなお気に入りの曲があるんですね❢

負けたあとのバラードの威力はマイク・タイソンばりのパンチ力があります。
山々がホントきれいでそれにH岡さんの言うように”自転車好き”があつまるいい大会でした・・・

2018/06/05 (Tue) 22:47 | EDIT | REPLY |   
トマト工業マボ

マボ  

やましんさん

今回2連戦で体験、失敗という最高の学びを得ました。

エネルギーマネジメントの重要性を本当に感じました。

運動生理学、パフォーマンス、トレーニング。アドバイスを聞くと
本当に奥が深いですね・・・

まだまだ限界は先にあると思ってますので、失敗も多いですが、楽しんで頑張っていきます。

2018/06/05 (Tue) 22:50 | EDIT | REPLY |   
トマト工業マボ

マボ  

KUROさん

ありがとうございます(笑)

セキサイのみんなが元気づけてくれて、そして笑わせてくれるので、本当に力になります。

これからも自転車を楽しんでいきたいと思います❢

2018/06/05 (Tue) 22:52 | EDIT | REPLY |   

おかりん  

まだまだ!

おつかれ様でした。
とても大変かつ悔しい思いをされたようですね。
私の人生も失敗だらけです、でもその度に、次こそは、来年こそはと自分を奮い立たせて頑張っています。
何でも簡単にできてしまっては面白くないですよね、また来年リベンジ楽しみにしています(^O^)/

2018/06/06 (Wed) 15:57 | EDIT | REPLY |   
トマト工業マボ

マボ  

おかりんさん

おかりんさんが、ダイナのヒルクライムで、ギリギリ表彰台を逃したあと、それでも大好きなラーメンをやめてエンドュ-ロ優勝を勝ち取ったときは本当にビビりましたよ。
富士ヒルも頑張ってください❢❢❢
僕も来年は頂上じゃなくて、ゴールしてからベースでやりたいです。貞子を!(やるんかい❢❢❢)

2018/06/07 (Thu) 07:53 | EDIT | REPLY |   

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2018/07/23 (Mon) 18:13 | EDIT | REPLY |   

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